住宅を買いたい

住宅を買いたい

<住宅を買うときは>

 

不動産は、
私たちが日頃、「ちょっと、買い物にいってきます。」
の買い物ではありません。

 

「そんなこと言われなくても、あたりまえだよ。高額だもん。」

 

当たり前と云われれば、当たり前の世界ですよね。

 

(アタリメ?が3つもでてきた。あぶって、食べたいですな。スイマセン)

 

 

ところで、
皆さんも日常的に買い物される
ジーンズやTシャツのような衣類、お米や肉などの食品は
「衣食住」の衣食ですね。

 

 

ところが、
「衣食住」の住は、
皆さん毎晩寝泊りしている一定の場所・空間のことを指すものだと思うのですが、
俗に、ネグラに帰って休むところですよね。

 

 

毎日、毎日、日常的に、そのネグラに私たちはお世話になっているのですが、
そのネグラである建物や地べたの売買になると、
ごく一般の方にとって、
一生に一度か二度の体験になります。

 

 

これは、日常でなく、非日常です。
だから、普通の買い物ではないのです。
その売買の場面になると、殆どの方は、オドオド、ウロウロします。
(私の場合は、家でウロウロ。じゃまなトドと言われています)

 

 

その動きは当たり前です。
未経験の世界ですから、慣れていません。
逆に、生半可に慣れると、怖い場合があります。

 

慣れなくていいのです。

 

かといって、不慣れなままだと、前に進めません。

 

不慣れな作業で、
判断を間違わないで、
納得できる方向へむけて進む為にはどうするか?

 

そのためには、
不動産や建築の豊富な知識・経験のある、信頼できるプロを見つけることです。

 

この業界では、
異業種から転職して2〜3年で、
一流営業マン風にふるまう人も名の知れた会社の中にもいます。

 

不動産会社や人をみる「眼力」が必要になります。
「私、眼力に自信ない、どうすればいいの?」

 

 

お答えしましょう。

 

トドのつまり、「質問すること」です。
詳細は『住宅診断』コーナーを見てください。
質問することによって、その会社なり、営業マンなりが、ある程度見えてきます。

 

 

しかし、

 

「なにを質問するの?」

 

「質問したって、返答をどのように判断したらいいの?」

 

と思われている方がいらっしゃるかも?

 

 

こう考えてください。

 

1.私、私たち家族はどのような住まい方がいいの?

 

2.今の住まい方だけでなく、10年、20年後はこんな住まい方がいいよね。

 

このように考えて、将来の自分たちの姿を想像すること。

 

そうなのです。
想像力が肝心だと思います。
そこから、ある程度、見たい物件に具体的な質問が浮かんでくると思います。

 

 

例えば、

 

「この建物はあとどれくらい持つものなの?」

 

「間取りを変えたいけど、できるの?」

 

「住宅ローンはいくら借りられる?」

 

 

などの疑問・質問が次から次へと出てきます。
また、そう思わなければなりません。

 

ただ、どんな建物でも、欠点なり、不適合な箇所があります。
私は長年にわたって、住み手が100%満足できる建物はないと確信しています。

 

なぜなら、建物は固定物。
人間は運動機能面でも刻々変化していきます。
家族構成も変化します。
そのたびに建物は変化してくれません(アタリメでした。)
住み手が快適性を求めるなら手を加えなければなりません。

 

もし、不動産会社の営業マンが、
メリットあるいはメリットモドキばかりを強調して、
前述のことも考慮して説明できない、
また建物の欠点なり、不適合な箇所を指摘しない、
あるいは指摘できないならば、
あなたは安心・信頼・納得感をもてないと思います。

 

 

今回のテーマ

 

『住宅を買うとき』は、
今のあなたやあなたの家族状況だけでなく、
将来の住まい方を想像すること。
そして、住宅選びの真のプロを見つけることでした。

 

 

私事で恐縮ですが

 

21年前、私は、イワクラホーム不動産部に35歳で入社しました。
遅い出発。

 

心に決めたことが2つ。

 

不動産は人が一生に一度か二度持てる大切な財産。
その大切な財産を扱う仕事。
真剣勝負あるのみ!

 

先輩方の3倍分の仕事をする!
3年間で9年分のキャリアをつける!

 

今では、査定件数2000件を超えました。

 

その当時、司法書士が言ってくれた、
今も鮮明に覚えている言葉がある。

 

「不動産をもっていれば、いつか身を助けてくれることがあるよ」

 

 

身を助けてくれる不動産は人が一生に一度か二度持てる大切な財産。
小さなミスも許されない。

 

今も真剣勝負!

 

住宅を買いたい関連エントリー

FPのセミナー
ファイナンシャル・プランナー研究会のセミナーで講師を依頼されました。札幌エルプラザで、楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。
高齢者のより良い住まい方
高齢者が満足できる住まいとは、特化型住宅「高齢者専用マンション」はさけたい、郊外型はさけたい、できれば同年代もいれば、若い人も住んでいる、老若男女の接点がある小さなコンミューン形態がいい。
札幌、賃貸MSの空室
賃貸MSの空室が目立っています。共同住宅の建築ラッシュで供給過多を起こしてしまった結果、需要と供給のバランスが崩れ空室があふれています。入居率を上げるには!
不動産物件で資産運用
資産運用、不動産物件で資産・財産の運用を
都市計画って重要?
都市計画って重要?ヨーロッパ、ミラノ・ヴェネチア・バルセローナ・パリに3週間ほど滞在しました。町並みを見て、都市視察をして感じたこと。
失敗しない不動産投資
失敗しない不動産投資ってどんなもの?賃料収入・転売での差益収入などがありますね。
リフォーム提案をした売買例
マイホームを売買する場合の、内装工事・リフォームはご購入者様の目線になり、今だけではなく、将来のライフスタイルを考えたリフォームを提案いたします。
失敗しない住宅の買い方
失敗しない不動産の購入、住宅・マンションなどの買い方とは、あなたとあなたの家族は将来に亘って、どのような生活をしたいの?かを考えるべきです。
買いたくなる家
買っても良い家、MSとは、買うときの基本は建物の基礎にあるコンクリートをじっくり見ることです。ヒビが入ってないか?床下換気口は?勾配はあるのか?水平レベルは?などしっかり診てください。
中古住宅の価格は?
住宅の価格は、需給バランスに立脚した相場に、オンリーワンである建物の評価を加味した価格こそ、買い主であるお客様に納得していただける価格だとおもいます。
住宅を買いたい
新築、中古などの住宅、マンション・MSを買う場合には、今のあなたやあなたの家族状況だけでなく、将来の住まい方を想像すること。失敗しないために住宅選びの真のプロを見つけることです。
住宅を売りたい
家を住宅を売りたい売却したい、イコール売れるわけ売却できるわけではない?住宅ローンの返済、残債と売買可能な金額、相場を考えて!
終の棲家はつくれるか?
マイホームを購入するとき、将来、子供が家を出る、夫婦2人住まいあるいは一人住まいになる、病気で寝たきりになったりすることを想像して検討していますか?
高齢者のマイホーム売却例
長年住み慣れた家。マイホームを売却し友人たちと離れて、新たな生活に馴染めるでしょうか? 高齢になって、住環境を変えることは、とても大変です。
リノベーション
リノベーションの意味を調べてみると革新・刷新・修繕・修理。既存の建物、中古住宅を購入し大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりして、より住みやすく改造・改修することです。
リフォーム工事をするときは
リフォーム工事は、綺麗にしたい、使いやすくしたいなどの利用目的でおこなうのが一般的ですが、寝たきりになったら?車椅子生活になったら?を想定したトータルリフォームをお勧めします。
利回り物件について
不動産投資・利回り物件の一棟売りマンション、アパートについて