毎日、日々思うこと、感じること

思うこと

思うこと記事一覧

『少年は海を渡っていった』重畳なる果てしない山々、大河のように太平洋を悠々と進む黒い潮その山々と黒い潮の中、陽光眩しい熊野の懐に、少年は生まれた。深い森。木漏れ日を受け、キラキラ光る葉の雫たち。徐々に小さな滴りとなり、彼らは、微かな水筋になる。その一筋が幾重にも幾重にも出会い、せせらぎを、やがて深緑の瀞をつくる。そうして、彼らは、隆々たる清流となり、熊野の中を、大蛇の如くうねりながら、海に向かう。...

8月も末。いつまでも、ギラギラ光る真夏の太陽。どこまでも突き抜ける青い空。これでもかとモクモク白く湧き上がる入道雲。深緑の街路樹にはジリジリと汗を出させる油蝉。纏わり付く熱をつくる照り返しのアスファルトそして車、車、車。歩道、地上2m前後にはモザイク模様の行き交う人の群れ。その中で君はたった一人で歩いている。どこに行くともなく、ただただ、歩いている。今、君は・・・・ひとり。君だけが背負っている悩み...

そういえば、物心ついたころから、何でも「音」を聞いていたような、というより「音」が耳に入ってきていた気がする。ラジオから流れてくる浪曲・民謡・ラテン・タンゴ(コンチネンタル、アルゼンチン)・フォルクローレ・クラシック・ジャズ・カントリー・カンツォーネ・ファドなどなど・・・・・。じゃあ、かなり詳しいんだねと聞かれたら、「全然アカンと答えとき・・・」受験生ブルースにあったけど、音符は読めない!楽器はひ...

「白州次郎」が、主人公だと思われるドラマがテレビで放映されていました。途中から見たので全体を見られなかったのが残念。確か、NHK。夜の特集番組のようでしたね。以前、白州次郎の生涯を描いた本を読んでいたので、自分勝手に描いている「白州次郎」像と、俳優さんの表情・仕草などを比較しながら、「どんなんだ?どんなんだ?」五寸釘づけ状態で視ていました。特に1951年、サンフランシスコ講和条約調印式で吉田茂首相...

今日は8月23日。日曜日。今日も一人で仕事。朝から札幌、いい天気。雨も上がって、青い空にモクモク入道雲。am10:00知事公館前、ビル10階の一室。夏には、招かざる西日を100%歓迎してしまう事務所。これから、暑くなりそう。エアコンはあるが使わない。15年前、山スキーで傷めた左ひざが「人工冷房」はやめてくれ!という。唯一、西向きにある窓を全開にする。今、ハエに似た虫1匹、小生のパソコンの回りウロウ...

ハウスメーカー不動産部時代、今から10年前「資産運用」研究に取り組んだ頃の考えです。チョコッと硬いですから、背筋を伸ばし、硬直して読んでください。1999年7月17日付(10年前の世相を想いだしてもらえば・・・本人はオボロ)<資産運用が、なぜ必要なのか?>以前のバブル期の時代は、土地の高騰、何でも右肩あがりの高度成長となっていました。それに伴い一部の人々がその恩恵を莫大に享受し、世の中全体が騒然と...

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