住宅を売りたいが
<住宅を・・・売却したい方=売却できる方・・・ではない?>
この題名を見て、
「きみは何を云ってるんだい?」と思われるあなたは、数秒後には「なんだ、アホくさい」となるでしょう。
が、そこは我慢していただいて、ひとまず、目と通していただきたいと思います。
おおよそ土地・建物 (主に一戸建・分譲マンション)の売買取引は需要と供給がある限り、日常的に行われています。
特に市街化区域では、売買は頻繁に行われています。
しかし、いつまでも、売れない物件があるのです。
中には、4年も5年も売れなくて、塩漬け状態になっている物件もよく見かけます。
「何故、売れないのか?」
その理由は
【ケース1】
私の建物は新築で買った時、5,000万円もしたんだ!!
住んでから10年経ったからって、3,000万円以下では売らないよ!
の場合。
・・・・・ヤカマシ不動産地蔵の声・・・・・
不動産はたった一人、3,000万円以上で買ってくれる人が現れたら、幸せ。
しかし、わたる世間は鬼ばかりと海の底にいるカレー族だらけ?
だから、入れ歯でなく、相場を直視しなさい。
※カレー族とは、
昔から言われていませんが、ワタシのような、いつも社会の底辺で生活している人々?
今の世の中、実にワタシの仲間は多い?
話を戻します。
不動産はたった一人、3,000万円以上で買ってくれる人が現れたら、幸せ。
但し、いろいろな事情で、3,000万円以上で売らないと次の展開ができないということなら売却活動を続けるも致し方なし。
その場合は晒し物件となることを要覚悟。
不動産は「なまもの」、新鮮さが勝負・・・・・・です。
【ケース2】
住宅ローンの返済が大変なんです。手放したいのですが・・
分かりました。
で、ローンの残高は?
1,200万円ぐらいです。
今の売買相場価格は約1,000万円です。
ローンの残高分と仲介料等の持ち出し分約300万円はご用意できますか?
う~ん、ちょっと、無理です・・・・。
でもなんとか、売りたいんです。
の場合。
・・・・・ヤカマシ不動産地蔵の声・・・・・
なんとかして差し上げたい!
残債・諸費用払ってトントンの1,280万円で3ヶ月だけ仲介してみましょう。
それで駄目なら、持ち出し分の確保ができるまで、なんとか頑張って、住宅ローンを払っていってください。
不動産は「いきもの」、常に変動相場制。
いずれも不動産は
購入する時を「入り口」、手放す時を「出口」とすれば、常に出口から入り口を見据えて、総合的に計画・立案してみましょう。